【仕事】
 仕事をしている時がいちばん幸せ、かな。Catは筋金入りのワーカホリックなのです(笑)
 なぜそう言えるかというと、好きな仕事しかやらないから。
 Catは、仕事は、よーく吟味して選ぶ方なのです。いくらお給料が良くても、つまらない仕事をやらされるほどつらいことはないもんね。
 おかげさまで、今やっている仕事はどれも楽しいものばかり。ゲーム並みにハマれます!

その1:大学受験生向け英作文教材の添削
 この仕事は面白いだけでなく勉強になります。英作文を書いて提出して来るのは、一流大学や医学部をめざしてる子たちばかりだから、間違い方もひと筋縄ではいかないのです。一見すごーくもっともらしい英文に潜む、とんでもない文法ミスを探し出せ! まるでパズルのごとき面白さ。頭を使うので疲れるんですよ〜、この仕事は。自分自身の文法力のブラッシュアップにもなるしね。
 でも難点がひとつ。お給料が安いコト! 時給換算すると泣けてくるほどの報酬の低さなのですヨ。

その2:塾講師
 塾といっても、ダンナの実家の一室を借りてほんの2〜3人の生徒さんを相手にやっているので、家庭教師に近いかな。中学生や高校生に英語を教えています。若い子たちと話をするのは文句なしに楽しい! オバサン化しつつある自分に砥石をかけているような感じ。

その3:予備校の教材作成補助
 教員採用試験の問題集を作るお手伝いをしています。各都道府県の教員採用試験の問題を実際に解いてみて、解答出しをするのが主な仕事。それが問題集の「解答」として掲載されて全国の受験生が見るわけだから責任は重大デス。教員採用試験に立ち向かうときは燃えますよ、マジで。信じられないほど難しい問題なのです。この手の採用試験って、振り落とすための試験だから、誰かが満点をとることなんて想定して作ってないんでしょうね。

その4:実務翻訳
 翻訳家になろうと思って今年の春から悪戦苦闘中。あちこちの翻訳会社のトライアルを受けて、翻訳者として登録してもらおうとがんばってます。今のところ、一社だけがときどき翻訳の仕事をくれるの。機械のマニュアルの和訳が多いかな。色々あるけど、翻訳の仕事がやはりサイコーに面白いです。ああっ、もっとCatに仕事をくださいっ(笑)


【小説を書くこと】
 あんまり人には言えないけれど(笑)小説を書くのがCatの最大の趣味です。林真理子ばりのオトナな小説を書ければよいのだけれど、Catが書いているのはもっぱらアクションファンタジーとかSFとか。十代の子が読むようなやつですね。えーん、だって心はまだ子供なんだもの。男女の機微なんか、書こうったって書けやしねえ(爆)
 小説専門のホームページを作って公開しています。
 ときどき感想のメールを頂けたりすると、うれしさのあまり踊りまわってしまいます。
 Catの小説を読んでくれているのは、やっぱり十代、二十代の人が多いみたい。
 なんて言ったらいいのかなぁ・・・何ヶ月に一回か、「どうしても書かずにはいられない」という時期が訪れるんですよ。自分の中から猛然と文章が湧き出してくる。頭の中はアイディアやセリフでいっぱい。もうそうなると、仕事も家事も手につきません。自分の中で渦まいているお話を吐き出してしまわなくては。
 そういう時に書いたものって、自分で言うのも何ですけれど、やっぱり面白いです。あまり気が乗らないのに無理して言葉をひねり出している時のものと比べると雲泥の差です。
 小説を書かずにいられないのは、もしかすると、現実社会にきちんと適応できていないせいか?などと思ったりもしますが。
 でも、言葉だけでひとつの世界を創り出していく作業って、格別なんですよ。ノッている時には、まるでキャラクターが命を持っているみたいに勝手に動き始め、とてもCatの頭で考えついたものとは思えない名セリフを吐いたりします。この快感は他では得られません。


【映画】
 昔から好きなのです、映画が。
 学生時代はTVなどでほぼ毎日観てましたね、それもひどく古い映画ばっかり。
 Catはアクションものの映画しか観ませんっ!(きっぱり)
 青春ものとか恋愛ものとかホームドラマなどはノーサンキューです。
 Catがこれまでに観た恋愛映画といえば「ローマの休日」、「ナインハーフ」(爆)、それに「ゴースト 〜ニューヨークの幻」ぐらい。
 好きな映画、オススメ映画を全部挙げられたらいいのですが・・・いっぱいあり過ぎてとても絞り込めません! とりあえず、思いつくままにいくつか挙げてみます。

「ダーティハリー」
 ご存知44マグナムを世に知らしめた刑事ものの古典ですね(1971年の製作なんですよ、確か。古っ!!)。ホットドッグを頬ばりながらハリーが無造作に強盗を撃つ冒頭のシーンがあまりにも印象的で、“ダーティハリー=暴力刑事”というイメージが定着してしまっているみたいですが、この映画は単なるバイオレンス礼讃映画ではないんです。随所に散りばめられている宗教的モチーフ、そしてハリーの深い倦怠・・・。“神も仏もない”無慈悲な世の中で、被害者より犯罪者の権利が篤く守られる制度に怒りつつ、黙々と汚れ仕事をこなしていく。最後に警官バッジを投げ捨てるハリーの姿が哀切をそそります。

「エクスタミネーター」
 「ターミネーター」じゃないんですよ、確かほぼ同時期の公開だったと記憶してますが。ベトナム戦争で心に傷を負った孤独な男ジョンが、チンピラに襲われた親友の仇をとったのをきっかけに、町に巣食う悪党を自分の手で裁く“処刑人”となっていく。まあ、わりとよくある筋書きなのですが。すごいのは血に魅せられていくジョンの狂気をさりげなく、しかも巧みに描き出していること。「まるでベトナムの時みたいなんだ。・・・いいも悪いも関係ない。ただ殺すだけだ」植物状態で入院中の親友に向かってジョンがつぶやくシーンには鳥肌が立ちます!

「ターミネーター」
 Catはこれを劇場で観たんですけどね(キャ☆ 年齢がバレるっ)、まさかこの後シュワルツェネッガーがこんなにビッグになるなんて思いもしませんでした。無名の俳優を使ってお金をかけずに撮ったB級映画、という印象でしたから。しかし一点の緩みもない凝集力の高さはさすが! 今見直してみても、無駄なシーンは本当にひとつもないんですよ。非常に完成度の高いSF映画です。(「T2」や「T3」は穴というかツッコミどころが満載ですけどね)
 映画としての完成度は「ターミネーター」が一番だと思いますが、Catはシュワちゃんの主演作品の中では「コマンドー」が一番好きなんですよv ストーリイはあってなきがごとし。ただひたすら、鍛え抜かれた肉体が躍動し、撃って撃って撃ちまくる。ここまでやられると、もう何も言えない。行くところまで行ってる破壊的映画です(笑)

「ブルースブラザーズ」
 全身黒ずくめの兄弟ジェイクとエルウッドが、世話になった孤児院を救うため、バンドを再結成してコンサートを開きお金を集めようとする・・・という筋書きのミュージカルコメディ。文句なしに笑えます。兄弟の体当たりのギャグが最高! 全編に流れるブルースの数々もgoodです。Catはこの映画、劇場に3回も観に行ったんですよ〜。

 ああ、他にも書きたい映画がたくさんあるんだけど・・・映画の話だけでホームページが一つ作れてしまうぐらいたくさんあるので、ここまでで止めておきます。


【読書】
 自分でも小説を書くぐらいですから、Catはもちろん小説を読むのも好きです。
 もしかすると文学少女として育っていたかも知れないのに・・・脇道にそれ始めたのは小4の時でしたね。たまたま買ってもらった「ルパン対ホームズ」という本にすっかりハマって、ミステリー好きになってしまったのです。学校の図書館にあった子供向けのルパン・シリーズはほぼ全巻読破しました。次にハマったのがなぜか007シリーズ(意味がわかって読んでいたのでしょうか・・・?)。小5の頃「ロシアより愛をこめて」を読んでいて“売春婦”という言葉の意味がわからなかったので(国語辞典にも載ってなかったのです)「お母さーん。売春婦って何ー?」と尋ねたところ、翌日007の本を全部取り上げられてしまいました(泣) その時のショックは今でも忘れません。親に隠れて007シリーズを全冊読破してしまうと、何を思ったのか、次は「77分署」シリーズにハマっていましたね。SFもけっこう読んでいました。「2001年宇宙の旅」を読んで“センスオブワンダー”という言葉の意味を身をもって知ったのも小学生の頃です。
 中学生の頃はSF、ミステリー、ファンタジー手当たり次第という感じで、フォーサイスとかケン・フォレットとかアリステア・マクリーンとか好きでした。
 高校に入って「好きなジャンルに偏らず、色々な本を読もう」と思い立ち・・・社会科学や自然科学の本と並んで、ようやく夏目漱石とか森鴎外とか、正統派の文学作品を読む機会を持ったのです。
 大好きな小説はたくさんありますが、ここはあえて、ベスト3を挙げてみたいと思います!

第1位:「ベルリンの葬送」(レン・デイトン著)
 このお話はCatにとって小説のバイブルです。何百冊も小説を読んできましたが、文句なしにこれが自分的ナンバーワンです。冷戦下のベルリンで、亡命をもくろむロシア人科学者をめぐって各国のスパイが虚々実々の駆け引きを繰り広げる・・・というストーリイ。本当に、虚々実々なのです。各人の思惑が複雑に交差して、1回読んだだけでは物語の全貌が理解できないほどです(Catはようやく3回目に全貌がわかりました)。物語がわからないのに最後まで引きつけられてしまうのは、文章がとてつもなく魅力的だから。味のある文章って、こういうのを言うんでしょうね。おすすめ。絶対おすすめです!

第2位:「スカラムーシュ」(R.サバチニ著)
 伝奇ロマンっていうんでしょうか? 18世紀末(革命直前)のフランスで、政治運動に携わったことから故郷を追われた青年アンドレのたどる数奇な運命。恋と復讐。出世と破滅。そしてきらびやかなセリフ回し。全編ドラマティックでロマンティック。一気に読ませる大長編ですっ。
「彼は笑いの才能と、この世は狂気であるという信念をもって生まれてきた。」という書き出し、名文ですね!

第3位:「さすらいのスターウルフ」(エドモンド・ハミルトン著)
 スペースオペラです。正に、スペースオペラです。重力の大きい星に育ったヴァルナ人たちは、その桁外れの体力と腕力を生かして海賊として宇宙を暴れ回り、“スターウルフ”と恐れられていた。そのスターウルフの中にただ一人混じって育った地球人ケインは、ひょんなことからヴァルナを追われ、外人部隊に拾われることになる・・・外人部隊のディルロ隊長とケインのさりげない“男の友情”が、ものすごーくいい味を出してるんですよ。心に残る、含蓄のある名セリフも満載!

 ああっ、やっぱり3つに絞り込むなんてつら過ぎる!
 あと好きな小説、タイトルだけ。「歯車」「羅生門」(芥川竜之介)、「モンテ・クリスト伯」(デュマ)、「ナバロンの要塞」(マクリーン)、「ニューロマンサー」(ギブソン)、「白鹿亭綺譯」(アーサー・C・クラーク)、「敵は海賊・海賊版」(神林長平)、「バトル・ロワイアル」(高見広春)、「こころ」(夏目漱石)「カリオストロ伯爵夫人」(ルブラン)、「アーサー王宮廷のヤンキー」(トウェイン)、「マイク・ハマーに伝言」(矢作俊彦)、「ステンレス・スチール・ラット」(ハリイ・ハリスン)etc.etc.


【ゲーム】
 今は忙しくてあまりやりませんが(魅力あるゲームも減ったしね)Catは昔ゲーマーをもって任じていたほどのゲーム好きです。
 どん臭いのでシューティングとか格ゲーとかアクションは全然だめ。もっぱらRPGとシミュレーションです。
 好きなゲームは? と訊かれたら、迷わず「FFZ」「DQV」「タクティクス・オウガ」と答えると思う。なるほど、とうなずいてくれる人も多いんじゃないかな。
 「ファイナルファンタジーZ」はもう、魂に鉛玉を撃ち込まれたみたいな衝撃でした。倦怠と退廃に満ちた常夜の街ミッドガル・・・そして「疲れてるんじゃない?」とみんなに訊かれる、けだるい主人公クラウド。カーッコいいっ!!! 「FFZ」はCatにとって単なるゲーム以上の存在です。今でも夜、遠いマンションの非常口に蛍光燈が青白い光をふりまいているのを眺めると、ミッドガルに連れ戻されたような気分になるのです。あの世界観、圧倒的でした。
 「ドラゴンクエストV」は、ファミコン版の方が絶対良い!と信じてやまないオールドファンのCatです。長い冒険の末、不死鳥ラーミアの背に乗ったとき「ああ、世界の果てまで来てしまったのだな」という寂寞たる思いに本当に駆られました。あのBGMは、ファミコンの乏しい音源だからこそ、雰囲気が出るのですよ(スーファミ版では音が良すぎて逆に雰囲気が損なわれてました)。しかし何と言っても裏世界の真実を知ったときの衝撃、そして残酷な結末。あんな哀しい終わり方をするRPGなんて、アリでしょうか。単純なハッピーエンドでないことこそ、このゲームが、心に残る名作である所以(ゆえん)でしょうね。
 「タクティクス・オウガ」ほど頭を使うゲームをCatは他に知りません。脳天から煙が出て来るんじゃないかと思うほど頭を絞りましたからねー。非常〜〜〜に高度な戦略性が必要とされるゲームです。


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